エチオピアで発掘作業をしていた考古学者のサラは、本来の発掘場所とは異なる洞窟で、
封印された墓を発見した。しかし、見知らぬ老人からここにいてはならないと
警告されたうえに、この骨を日のもとにさらす者は呪われるという警告文が棺に刻まれていた。
文化人類学者のダニエルとともに調査を開始したサラだが、見つかった骨は
多くの謎に包まれていて、いつの時代のものかを特定するのが困難だ。
それだけではない。文化観光省の役人が骨を墓所に戻すよう働きかけてきて、
サラたちの調査を阻止しようとする。この骨には、どんな秘密が隠されているのか──。