ケイシーは幼馴染みで元カレのジェイクから頼まれ、彼の婚約者のふりをすることになった。
ジェイクが将来的にCEOとなる企業の取締役会に認めてもらうためには、
ストリッパーとの醜聞を消し、両親や祖母を安心させなくてはならないからだ。
数年ぶりに故郷に帰ったケイシーを空港まで出迎えたのは、ジェイクの兄のトラヴィスだ。
彼はケイシーに意地悪ばかりしていた宿敵で、「サタン」そのもの。
ラヴィスなんてハゲでデブになっていればいいと神に願ったのに、
あろうことか、再会した彼は途方もなく魅力的で──。