おばの招待により、ケイトリンと妹は、社交シーズンのロンドンに行くことになった。
しかし中流階級出の彼女は社交界ではまったくの無名で上流階級の人々には相手にもされない。
唯一ケイトリンと友達になってくれたのが、伯爵家の令嬢セレナだ。
あるパーティーの夜、セレナの兄リチャードの婚約者であるエリザベスは、
セレナにケイトリンとの付き合いをやめるよう忠告する。
それを聞いてしまったケイトリンは、そっとパーティーを抜け出した。
そして、おばの家を目指し夜の街をひとりで歩いていると、見知らぬ男性にくちづけられて──。