続々 果てしのない本の話

著:

岡本 仁

イラスト:

のりたけ

定価:

1,550

円(税込)

発売日:

2019/9/26

ISBN:

9784775528969

内容紹介

旅する編集者が本を通して日常を綴る
現在進行形の読書エッセイ41篇。
堀部篤史(誠光社)と共作した
番外編も特別収録!

マガジンハウスの雑誌『リラックス』をはじめ、数々の雑誌を手がけてきた名編集者・岡本 仁による読書エッセイ集『続々 果てしのない本の話』。
雑誌『アンドプレミアム』(マガジンハウス)での連載(40話)に加え、書きおろしとなる第41話、そして著者と親交の深い「誠光社」の堀部篤史と新たに共作した番外編を巻末に特別収録。
本の雑誌社から発売された第1弾、パピエラボから刊行された続編(私家版)につづく、待望の第3弾です。

イラストは、連載でも長年パートナーを務めるのりたけが担当。
表紙をはじめとする写真は、日本を代表する世界的な現代美術作家・奈良美智が本書のために作品を提供。
旅する日常を送る編集者が本を通して日常を綴る珠玉の読書エッセイは、本への扉を開くだけでなく、多くの人を新しい旅へと誘います。

第一話 写真の入り口
第二話 夏の家
第三話13について
第四話 誰かを選ぶ
第五話 花嫁とヒヤシンス
第六話 終わりなき変奏
第七話 構成する抽象
第八話 先生の教え
第九話 パリの女と男
第十話 フリーウェイとプール
第十一話 タバコを吸う十代
第十二話 質の悪い紙に刷る
第十三話 背中を押す解説
第十四話 急がない人生
第十五話 東京らしい風景
第十六話 自然派について
第十七話 言葉の功罪
第十八話 心の中の何か
第十九話 好きな曲で踊る人々
第二十話 いい質問が導くもの
第二十一話 無表情な少女
第二十二話 詩とレインコート
第二十三話 アメリカ詩の軽さ
第二十四話 カスレと餃子
第二十五話 いい人生
第二十六話 べらぼーな塔
第二十七話 ジラード邸の写真
第二十八話 食べ物と現代芸術
第二十九話 グルジアぐるぐる
第三十話 光と時間
第三十一話 行けない店
第三十二話 4万年後のこと
第三十三話 空虚なセンター
第三十四話 2020年の記憶
第三十五話 ぼくのお父さん
第三十六話 わびとさび
第三十七話 どっちつかず
第三十八話 視覚で交わす会話
第三十九話 趣味の思想化
第四十話 オレオでお茶を
後書き代わりの第四十一話

古本十八哩(堀部篤史)
18MILES OF BOOKS(岡本仁)

■本書に登場する主な作家/猪熊弦一郎、伊丹十三、奈良美智、リチャード・アヴェドン、片岡義男、マイク・ミルズ、奥山由之、須賀敦子、ミランダ・ジュライ、鈴木大拙、小野二郎、ソール・ライター、磯崎新、田根剛、トム・サックス etc.


著者について

岡本 仁Hitoshi Okamoto
編集者。1954年、北海道生まれ。
マガジンハウスにて『ブルータス』『リラックス』などに携わったのち、
〈ランドスケーププロダクツ〉の“カタチのないもの担当”に。
主な著書に『果てしのない本の話』(本の雑誌社)、
『ぼくの東京地図』『また旅。』(ともに京阪神エルマガジン社)等がある。

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